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驚くほど利益が残る整骨院経営の秘密☆
今回のテーマは整骨院経営で利益を残す方法についてです。
ズバリ!利益を残すためには、浪費と投資を意識することでしょう!
投資と言いましても、株式やNISAなどの金融投資ではなく、事業投資のお話です。
ここをしっかり理解して経営されている方は意外と少ないのが現実です。
初心に帰ったつもりで、ぜひ読んでくださいね!
整骨院経営における投資
そもそも投資とは何でしょうか。もちろんわかっているという方がほとんどですが、言葉で説明しますと、投資とは、‘’利益を見込んでお金や時間を投じること“になります。
金融投資だとわかりやすいですよね。買った金額よりも高く売れば利益になるという話です。
しかし、事業投資になりますと、この『利益を見込んで』という考え方を、しっかりと意識してお金と時間を費やしていかないとうまくいきません。
なんとなくうまくいっている方も中にはおられますが、『再現性』があるかどうかというと、疑問ですよね。勘やポテンシャルだけに頼っている方は、どこかに抜けがあるかもしれません。
お金や時間を投じるものは他にもありますので、この区別をしっかりとしなければいけません。
投資ではないものですと、『消費』と『浪費』があります。整骨院経営に限らず、事業をする上では、『浪費』をなくし、自分の使うお金と時間が『投資』なのか『消費』なのかをしっかり判断していきましょう。きっちりすれば、必ず利益が残ってくる仕組みが作れます。
消費とは、使ってなくなるものであり、支出と対価が同価値のものを言います。
まずは、何の支出が整骨院経営において『消費』に当たるのかを整理していきましょう。
消費項目
〇水道光熱費
無駄な使い過ぎは浪費になります
〇通信費
電話料金などで、無駄に高いプランになっている場合は浪費となります
〇消耗品
使わないものを購入するのは浪費になります
〇接待交際費・会議費
不必要な飲食代は浪費になります
〇地代家賃
これは投資になる部分なのですが、月々の金額を変更したりすることがないので、一度場所選びをしてしまえば、消費に近い項目となります。
その他にも細かい経費がありますが、浪費をしていないかどうかを一度確認してみてください。利益が残る治療院に近づきますよ!
投資項目
次は本題の投資です。投資の項目は主に3つです。
〇人件費
人件費はわかりやすい投資ですよね。お支払いしている給料の額面金額・交通費・社会保険料を合計した金額以上に、その人が売上を上げているかどうかが重要となります。
よく給料の3倍は稼ぎましょう、なんて言われていたりもしますが、わかりやすい例ですと、100万円の売上であれば30万円を額面で支給するというイメージです。
人に投資をすることが、一番レバレッジが効くと思いますが、従業員が退職する等、リスクも発生しますので、しっかりリスクを認識した上でのマネジメントが必要となるでしょう。
また、給与をあげることで、モチベーションが上がったり、勤続年数が増えたりするので、売上に直結する投資となりますね。定期的に人件費のバランスを見直すのは大事ですよ!
〇広告宣伝費
集客をしていく上では広告宣伝費への投資が必要となってきます。
例えばホームページ(以下、HP)会社にHP作成のためにお金を支払い、その金額以上を患者さんお支払いしてくれば投資となります。
しかし、適当なHP会社を選んでしまい、ただ存在するだけのHPでしたら浪費になるでしょう。
必ず投資にはリターンが存在しますので、しっかり回収を意識して、意味のある広告宣伝費にしていきましょう。
一人を呼ぶために係る費用のCPA(顧客獲得単価)を計算することと、一人が整骨院で使ってくれる金額(LTV)を計算していないと、そもそも投資なのか浪費になっているかがわからないです。
まずはしっかり分析しましょう。
〇図書教育費
弊社では図書教育費という勘定科目を使って管理しておりますが、セミナーやコンサルタント費用はこちらの項目になります。
整骨院経営者の多くは、一度はセミナーやコンサルタントにお金を支払ったことがあると思います。
この図書教育費への投資をしっかりと意識してほしいところです。セミナー代ですが、技術セミナーもあれば経営セミナーもあり、様々な内容のものがあります。
多くの方がおちいるパターンですが、いい勉強をしたという気持ちだけで終わっていないでしょうか?
そこで学んだものを、何か形になるものへと変化させて、将来の売上に変えてしなければいけないのです。
経営ではなく趣味であれば問題ないのですが、経営をしている中でセミナーに投資をしているのですから、回収に目を向けないといけないです。
ここを意識するだけで、しっかり利益につながります。コンサルタントへのお支払いもそうです。
いいものを提供してくれているコンサルタントの方から、情報やノウハウだけ聞いて終わっていないでしょうか?
しっかりアウトプットして初めて価値のあるものとなりますので、対価以上の価値を生み出すという気持ちでお金を使ってくださいね。
おまけ
〇経理費用
会計業務を代行業者に依頼している治療院の先生は多くいらっしゃると思います。
その中で、これを投資だと認識してお支払いしている方はほとんどいないのではないでしょうか。
弊社のクライアント様におきましては、毎月の試算表や予測推移表を基に、経営分析に役立てている方がいらっしゃいます。
数字を管理するということは、将来のロードマップ作りをし、不安定な経営をできるだけ安定させることに役立ちます。
目標の売上設定から、経費予測をし、利益管理までを徹底しますと、自ずと資金管理ができるようになります。
ただ単に面倒な会計業務を依頼しているだけで終わらず、それ以上の対価を得るようになれば、価値の高いものになります。
予定より出た利益を、広告費に支出するのか、人件費として投資するのか、新たな技術を学ぶのかを計画立てて実行することで、より良い経営ができるはずです。
まとめ ご自身の院の経費を見直すきっかけに
本日のブログは投資を意識した経費の使い方でしたが、先生の院はいかがでしょうか。
ご自身の整骨院・接骨院の経費がどのように使われているかを、定期的に向き合ってみてください。
売上も大事ですが、利益を残すためにどのようにお金を使うかを意識してみることも大事です。
長く経営を続けるうえで、売上ばかりを追っていると、経営者も従業員も疲弊します。
しっかりと使っているお金が投資となっているか、また回収につながっているかどうかを数字で『見える化』するということが重要になります。
漠然とした不安感を解消するのには、きちんとお金を管理することが必要だと思います。
『見える化』させた数字を管理したり、分析したりすることで、今以上に利益の残る良い経営ができるはずです。
自分でできない…という方は弊社と一緒に数字の分析してみませんか?
お気軽にドアーズまでご相談くださいませ