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整骨院の立地選び【その2】 立地ありきか、コンセプトありきか
整骨院を新しく開院するときに、どのように立地選びをすればいいのでしょうか?
整骨院や治療院を開業する際、避けて通れないのが立地選びになります。
立地は一度選ぶとなかなか場所を変えられないので、慎重かつ迅速に決める必要があります。
DOORSでは、整骨院の立地選びは確認するべき4つのポイントに注意しながら、
2通りの考え方で選定することをお勧めしています。
今回のブログでは立地選びついての、2通りの考え方についてお話します。
立地ありきか、コンセプトありきか
整骨院・鍼灸院の経営においてコンセプトを決めることは重要なことです。
整骨院のコンセプトとは、整骨院がどのような患者にどんなサービスを提供するかといった構想・アイデアのことです。
コンセプトを言語化して明確にすることによって、整骨院の方向性が患者さんからも選んでもらいやすくなります。
整骨院の立地を選ぶにあたって、整骨院のコンセプトの2通りの考え方があります。
1つ目はコンセプトから立地を決めていくパターン
概ね以前の職場の施術方法や料金、サービスを中心に提供される先生が多いため、
1つめの「コンセプトから立地を決めていくパターン」が一般的になります。
エリアの特徴から(前回のブログ『整骨院の立地選びのポイントはこの4つ』参照)
保険を中心とした診療を行う場合は住宅街、規模の小さい商店街
保険と自由診療の混合治療行う場合は規模の小さい駅前
自由診療中心の場合は大きな駅前や規模の大きい商店、オフィス街を選びます。
2つ目は立地条件からコンセプトを決めていくパターン
現在のお住まい近隣や慣れ親しんだ地域、実家の近くなどすでに開業される場所や地域が決まっている先生もおられるでしょう。
2つ目の「立地条件からコンセプトを決めていくパターン」についてですが、
開業予定地がどのエリアに属しているのか、どのような種類の人(サラリーマンなのか、高齢者なのか等)が来るのかを想定して、コンセプトを決めていきます。
エリアについては前回のブログ「整骨院の立地選び① 4つのポイント編」をぜひお読みください。
まとめ
治療院を取り巻く状況は年々変化しています。
ドアーズの支援先で保険中心の診療から完全自由診療に移行された先生も多くいらっしゃいます。
逆に完全自由診療から、保険の割合を増やされた先生もそれほど多くないですがいらっしゃいます。
人口の減少や、競合店の出店等、状況に応じてコンセプトを変えていく必要がこれからの整骨院経営で必ずでてきます。
その場合にコンセプト変更した場合に、対応可能かどうかも立地選びの一つとして考えておく必要があります。
本来施術料金は提供するサービスの内容や治療院にかかる経費、予約状況等の院内部の要因で決めるべきですが、今後治療院業界の施術単価は徐々に上昇していくと予想されています。
開業後にコンセプトの変更を考えるのはなかなか難しいですが、現在考えている単価の2倍程度の単価でも今後受け入れられる立地かどうか考えてみてください。
時代の変化に柔軟な地域かどうか今一度考えてみてください。
いかがでしたか?ドアーズにご相談いただきましたら、全国対応で不動産会社をご紹介いたします。
詳しく相談をしたい方はぜひDOORSにご連絡くださいね!