〒651-0086
兵庫県神戸市中央区磯上通4-3-10
IPSX EAST 801
整骨院の開業にはいくらかかる?これだけは知っておきたい2つの費用
将来独立開業を考えているがそもそも開業するのにいくらかかる?
どんな支払があって、だれにお願いするの?
・・・・
こういった不安をかかえている先生は多いのではないでしょうか?
この記事を読めば、
開業に向けて準備をはじめている先生や、
漠然と開業しようと考えているが何から始めたら良いか分からない先生にとって、
整骨院の開業にあたりいくらのお金が必要か、また誰にどの様な支払いをするのかがわかります。
整骨院を開業するのにいくら資金が必要か
整骨院を開業するには一般的な整骨院で、310万円~1,470万円程度の資金を用意する必要があります。
その内訳は、
初期費用として、250万円~1,200万円、運転資金として、60万円~270万円になります。
「初期費用」とはオープンする前にかかる費用
「運転資金」とはオープンした後にかかる費用
のことをいいますが、安くはない金額です・・・。
今回は開業に必要な資金としては大きく分けて「初期費用」と「運転資金」の2つがあり、その中でも最低限必要な項目について説明します。
この文章を読み終える頃には、整骨院を開業するにあたり、誰に、いくら支払うことになるかの理解が深まると思います。
整骨院をオープンするまでに必要な5つの初期費用
初期費用とは開業までにかかる費用のことで、250万円~1,200万円程度必要です。
初期費用には大きく分けると以下の5つの費用があります。
オープンまでを時系列でイメージすると、
場所を決めて(①)
院の中を治療できるような状態にして(②③)
どのような院がオープンするのかを知ってもらい(④)
患者さんに満足もらう準備をする(⑤)
そのためにかかる費用が「初期費用」ということになります。
支払う順番は様々ですが、店舗が決まらないと始まらないことも多くありますので①は比較的早めに支払うことになることが多いです。
余談ですが、これは支払う順番であって、すべての業者さんとは同時期に打ち合わせをすることになります。特に店舗が決まってからは、家賃の支払いも発生しますので、これまで準備してきたことが、どんどん形になってきます。この時期はとても忙しくなります。
少し話はそれましたが、まずは最低5つのパートナーを見つけることからはじまります。
ここでは一つ一つを詳しくは説明しませんが、まずはどのような業態でオープンし、将来どのような整骨院にしたいのかによって費用は変動します。
どれも大事な費用ですので、お知り合いや専門家の意見を参考に事前に計算してみるのもよいでしょう。
整骨院をオープンしてから毎月支払う運転資金
運転資金とは開業後にかかる費用のことで、60万円~270万円程度必要です。
毎月かかる運転資金を3ヶ月程度は用意しておくことが望ましいでしょう。
運転資金には大きく分けると以下の5つの費用があります。
他業種に比べて種類が少ないのが治療院業界の特徴の一つです。
整骨院の経費の種類はそれほど多くなく、大きなウエイトを占めるのが人件費(①)と家賃(②)になります。
どちらも営業するために必要ですが、オープン間もない店舗の売上から支払うことになります。
毎月かかる費用ですので人と場所は慎重に選定してください。
毎月の運転資金は当初の予定より変動することが多々あります。
大切なことは、運転資金をある程度余裕をもって用意しておくことで、予期せぬ支払に対することができ、安定した経営をすることができます。
整骨院の開業にかかる費用は事業計画によってさまざま
説明した通り、一般的な整骨院を開業するためには、単純計算でも310万円~1,470万円程度の資金を用意する必要があります。
最近は整骨院の他、鍼灸・マッサージ、整体、カイロ、美容など、治療院の業態が多様化してきています。また、店舗の規模もマンションの一室やひとり治療院での開業相談も増えてきました。院長をしていた店舗を前オーナーから引き継いで開業されるケースもあります。
開業する場所、ターゲット、治療方法、前職場とのつながり・・・によって必要な資金はさまざまです。少しでもお金のことで不安がある先生はドアーズの無料相談をご利用ください。もちろんお金以外のことでも可能です。
以前は開業後でも間に合ったホームページや治療、経営の勉強会も開業前に準備される先生が増えてきています。
これから開業される先生は、そのような整骨院と勝負していかなくてはなりません。
売上が安定している整骨院はもれなく、マーケティングや経営の情報を収集しています。
整骨院の開業準備を誰にも相談せず、一人でこなすことが困難な時代になってきました。
開業前に業界のトレンドを把握することや、不安ごとを解消することで、開業後の経営が劇的に変わってきます。
理想の整骨院に早く到達するには何が必要で、どれだけお金がかかるのか、一つでも不明な点や、ご自身の感覚と違ったと感じた先生は、ぜひ一度ドアーズにご相談ください。
今回、開業に必要な資金について説明しましたが、ご自身の貯金だけて用意することは難しいです。
手持ち資金では足りない部分を日本政策金融公庫等の金融機関の借入で補うことになります。
整骨院の新規開業時の借入について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。